Bird house -巣箱-

野鳥は、たくさんの自然があるところだけでなく、都会にも多く生息しています。しかし、森林伐採や農薬散布、宅地開発等で安心して巣を作れる場所が少なくなってきています。そんな野鳥たちに巣箱を提供したいと思い、1998年から巣箱作りをスタートしました。

シジュウカラなどの体が小さい野鳥は、カラスなどの外敵から守ってくれる人間の近くが実は好きなので、庭先などは安心して巣を作ることができる場所という訳です。庭に設置した巣箱からヒナ達が巣立っていくところを見るのは、なんとも微笑ましい光景です。

樹木への薬剤散布も不要になるので、環境にも人間にも優しいですね!
しかもフンは巣箱の中にして、親鳥が外に捨てに行きますので、周辺を汚しません。
だから、私たち人間と共存できる益鳥というわけです。

巣箱を利用するのはどんな鳥?
まずはじめに当社の巣箱を利用する野鳥を紹介します。

国内には約500種類の野鳥がいますが、巣箱を利用する野鳥はそのうち約10%です。
巣穴の大きさによって入る野鳥も変わります。
フィールドファインの巣箱の巣穴の直径は30mmで、シジュウカラ、ヤマガラ、スズメが対象です。

シジュウカラやヤマガラは子育てのために、スズメは寝床として巣箱を利用します。

水場を作ろう

多くの鳥たちは、水浴びをすることによって、体についた汚れや小さな虫を洗い流すため水場は必要な場所です。水場を用意してあげると一年を通して鳥たちが遊びに来てくれるでしょう。ただ、野鳥たちは警戒心が強いので水浴びをしてくれるようになるまで少し時間がかかるかもしれません・・・。

餌台を設置しよう

野鳥たちの餌となる木の実や虫が少なくなる冬場は餌台(フィーダー)を設置してあげると、餌を求めて多くの野鳥たちが来てくれるはずです。

※ただし、餌を置くのは餌の少なくなる冬場だけにしましょう。長い間餌付けをされた野鳥たちは警戒心を失い外敵に襲われやすくなります。

水場作り

鳥たちは冬でも毎日水浴びをします。巣箱の場所を覚えてもらうのにも水場の設置は良い方法です。

A.地面に直接水溜まり型水場

① 中心が1cmくらいの深さになるように掘る
② 水が溜まるようにビニールシートを敷く(ビニール製の風呂敷でもよい)
③ ビニールシートの周りに低めの石を置いて、中に小石を敷く。外側にビニールシートが見えないように、周りに木の葉などを敷く。

B. 置き場型水場

① ホームセンターなどで「焼杭」を購入し、30cm角の板に長めのビスでしっかり止め、地面から1m以上高いテーブルを作る。
② 植木鉢用の受け皿に小石を敷く。水は深いところで2cm、少し皿を傾けても良い。①のテーブルの上に置く。

設置する場所は?

「こんな所にも?」と思うような所でも、実際に飛来します。窓辺から見えて家族の楽しめる場所などに設置すると日々の楽しみが増えることでしょう。

警戒心を和らげるためや観察のためなどに外からは見えないフィルム(市販のもの)を使用してみるのも良いかもしれません。

どんな餌をあげればいいの?

例えばハトはパンくず、スズメは洗ったごはんが大好物です。ヒヨドリやくちばしの長い野鳥はみかんや甘い物、シジュウカラはアワやヒエ、ヒマワリの種が好物。色々と試してみてはどうでしょう。

※但し、餌を置くのは冬場だけにしましょう。長いあいだ餌付けされた野鳥達は警戒心を失い外敵に襲われやすくなります。

巣箱の取り付け方

地上から約1.5~2m程度の高さで、長い時間陽があたるように巣穴が南西向きに取り付けるのが良いでしょう。

マンションでは、ベランダの内側の壁にラティスをつけて、それに取り付けると良いでしょう。

取り付ける際は、背中にシュロ縄を通し固定したり、添え木をして樹木や壁面、支柱等に固定したりと、落下しないようしっかりと取り付けましょう。

野鳥が入りやすい巣箱

小さな野鳥が巣箱を選ぶ条件として最も重要なのは巣穴の大きさです。たとえ数mmの違いでも使ってくれなかったりします。また、巣穴から巣底まで浅いものも厳禁です。

フィールドファインの巣箱の巣穴は全て30mmで、シジュウカラ、ヤマガラ、スズメ等にとってちょうど良い大きさです。中でもシジュウカラはとてもよく利用し、春になると6~10羽のヒナが巣立ちます。ちなみに、ムクドリの巣穴は40~50mmです。

巣箱の取り付け時期

シジュウカラは3月~5月頃まで子育てで巣箱を利用します。
野鳥たちが巣を作る直前では警戒して利用してくれないので、秋~12月までの間に設置するのが良いでしょう。
地上から約1.5~2m程度の高さで、長い時間陽があたるように巣穴が南西向きに取り付けるのが良いでしょう。

シジュウカラなどが巣箱の中に苔や動物の毛などを運ぶ様子を確認できたら、営巣の初期段階なので巣箱を覗くことは厳禁です。できれば近づくことも避けた方が良いでしょう。野鳥が警戒心を抱いてしまうとその巣箱での営巣をあきらめてしまいます。遠くからそっと見守ってあげましょう。

フィールドファインでは、鳥や自然へ親しみを持つきっかけ、また、環境問題を考える機会となれればと考え、巣箱作り教室を不定期で実施しています。
実施日はイベントカレンダーをご覧ください。
また、巣箱作り教室の出張講座も行っております。
詳しくはこちらをご覧下さい。

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